三大疾病

心臓は一生涯休むことなく働き続けており、1日に約10万回、1年で4000万回収縮と拡張 を繰り返しています。
日本人の三大疾病は 心疾患脳卒中
その三つ中の心疾患では狭心症心筋梗塞で亡くなる方がほとんどを占めており、サイレントキラーとも呼ばれています。

この疾患は心臓に血液を供給する動脈が動脈硬化によって血管が急に細くなってしまったり、 血管が完全にふさがってしまうことで血液が充分に流れなくなり、心筋に十分な血液が送ら れなくなるために起こります。 この動脈硬化には高血圧や高脂血症、糖尿病、肥満などが関わっており、現代病の生活習慣病 からくる病気になります。

ただ生活習慣病の恐ろしい部分は、自覚症状があまり無い所です。 日々の生活からの積み重ねによって発生する病気であるのですが、ただ胸がくるしいと思っても 実際年だからなとか、疲れたかな?と簡単に片付けられるのが現状です。

狭心症

<狭心症>とは、心臓の血管の病気です。
血管内腔が狭くなることにより、心筋に十分な血流・酸素が送り込めない時に胸の痛みが起こります。

血管狭窄の原因の大多数は、糖尿病、高脂血症、高血圧などに引き続いて起こる動脈硬化(どうみゃくこうか)です。
心臓自体は心筋と言われる、筋肉で出来ており、い心筋い栄養補給行い心臓を包み込んだ形で分布している血管を冠動脈と言います。

左右それぞれ、左冠動脈、右冠動脈と呼びますが、狭心症は、左右どちらかの冠動脈が、生活習慣や老化によるコレステロールや中性脂肪が血管内に溜まる事が原因で、動脈硬化や血管が詰まり、血流が心臓の組織に行き渡らない血流傷害の状態を言います。

狭心症が原因となって、心筋梗塞やその他の虚血性心疾患と呼ばれる、最悪の場合は死亡する恐れのある疾病に進行する、恐ろしい病気で、発症した場合は、緊急な処置が必要とされます。ほとんどが救急車で病院に担ぎ込まれる状態です。

心筋梗塞

<心筋梗塞>とは、冠動脈がさらに完全に詰まったり、急速に細くなったりして、心臓の筋肉細胞が死んでしまい機能が低下することを心筋梗塞といいます。

心筋梗塞はほとんどが急に出現しますが、知らず知らずのうちに出現してしまっている場合もあります。
死んだ心臓筋肉細胞の範囲と程度によりますが、恐ろしい不整脈や極端な心機能の低下をもたらすこともあり、突然死を引き起こすこともあります。

心筋梗塞発症数は年間約15万人といわれており、
発症平均年齢は、男性60代前半女性70代全般となっています。

心筋梗塞の致死率は30%〜40%と推計されていますが、死亡患者の半数以上は病院到着前、あるいは発症から2時間以内に死亡しています。病人内に収容された心筋梗塞患者の死亡率は施設により差がありますが、8〜25%と報告されています。

狭心症・心筋梗塞予防法

狭心症、心筋梗塞を予防するには、
定期的な早期発見検査の受診健康習慣を守る心臓に良い食事を摂ること
この3つの心がけが大切です。
診察・検査の結果、脳梗塞・心筋梗塞・閉塞性動脈硬化症の恐れがあると診断された場合、多くの病院では、患者さんの生活習慣、健康状態、体質・性格にあわせて、さまざまな血管老化予防・治療をすすめられることになります。

生活習慣病は、その名の通り日々の生活習慣からくるもので、食生活は大きな影響をもたらします。
特に欧米は日本の4倍の確率で心疾患を起こします。
本来の日本食はもちろん、バランスの取れた食事、睡眠やストレス発散の場をもうけて、心も身体も健康を目指しましょう。

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